屋外での生食用のイモの保管に最適な素材でバッグを作ってみた

素材があまりにも興味深いので、流行りのタイトル風にしてみました。

札幌市にある農業、土木の産業資材販売を手掛けている 三晃化学株式会社さんから農業資材の提供を受けてバッグサンプルを作ってみました。

「馬鈴薯用ブリザックシート」として販売されている素材で「シートにミクロン単位の穴が空いているため、軽度の防水性がありながら、湿気が外に出ることでムレを防止し、自然の乾燥が行えます。屋外での生食用のイモの保管に最適です。」(WEBから引用)とのことです。

イモなどを保管する素材でバッグを作るお話を頂いた時は、北海道ならではでとても面白いと思いました。


野菜を日光から保護するため顔料にカーボンブラックを使用しているのとのことでブラックの質感がかっこいい素材です。

そして軽い。
バッグを作ってもかなり軽くなりそうです。

今回制作したのは、サコッシュと縦型トートバッグです。
バッグ本体の黒い部分がブリザックシートです。



サコッシュはフロントポケット付き。
素材が軽いので重さは約60gと軽量です。






トートバッグは表面、背面に深めのポケットが4つある、ミチヒトバッグに多く使われているデザインで、普段使いからビジネスまで使いやすいデザインです。





 工房に展示してあったサコッシュやバッグを見た方から「カッコよくて軽い、今すぐ欲しい。売り物ですか?」とお声をいただきました。

 今回は農業資材でしたが、普段バッグなどに使わない素材を活かして新たな製品にするというのは興味深いですし、さらに農業という北海道らしさ満点の素材だと作っていてもとても面白いと感じます。

 このバッグを見て「うちのこの素材で何か作れるんじゃない?」となった方は、ぜひ一度ご相談ください。
 












instagram(インスタグラムでは主に製作の様子をポストしています)